新たな挑戦から得たもの:~人の心に寄り添う専門家として~
- akiyama340
- 2025年8月23日
- 読了時間: 3分
更新日:1月6日

この度、産業カウンセラー試験に合格することができました。昨年11月から始めた養成講座での学びを経て、ついにこの日を迎えることができ、大変嬉しく思っております。
●最も印象に残った体験
養成講座では毎回、参加者同士がカウンセラーとクライエント役になり、実際のカウンセリングセッションを行いました。クライエント役では、自分を知るために実際の悩みや問題をテーマに相談することが求められました。
私もクライエント役の時には様々なことを話してきましたが、研修最後の回で、母のことを話そうと思いました。認知症で要介護5の母を自宅で介護していることは受講者仲間にも伝えていましたが、詳しい悩みをさらけ出すことは、私の性格上とても難しいことでした。この体験を通じて、私は心の内を出すことが苦手だということにも気づくことができました。
しかし、いよいよクライエントとして話すテーマがなくなり、思い切って心の内を話しました。とても尊敬し、自慢の母が日々変わっていくことへの不安や悲しい気持ち、それでも自分がこれからも支えていきたいという思いを、出来るだけ淡々と、感情をコントロールしながら話しました。
●心に響いた言葉
話し終わった後、カウンセラー役の方や観察者役の方からも様々な意見をいただきましたが、指導者のベテラン産業カウンセラーの方からいただいた言葉が、今でも心に深く残っています。
「お母様はこれからも変わっていかれるかもしれないけれど、あなたが尊敬していたお母様だったことは何も変わりはないし、その尊敬するお母様に育てられたあなたがこうして立派に人の役に立とうと頑張っておられることは何も変わりませんよ」
この言葉を聞いた時、これまで押し殺してきた多くの感情や気持ちがあふれ、とめどなく涙があふれ出ました。人の心の深いところを読み取り、気持ちに寄り添うカウンセラーの姿がそこにありました。
その後気持ちが軽くなり、カウンセリングの練習場面であっても、安心した場面で心の中を話すことで、気持ちが楽になるということも実体験することができました。話すことの癒しの力を、身をもって感じた貴重な経験でした。
●これからの目標
この体験を通じて、私も「人の心の深いところを読み取り、気持ちに大切に寄り添えるカウンセラーになりたい」と心から思うようになりました。
長年、産業保健師として様々な方々と関わってきた経験に加え、今回学んだカウンセリングの専門的なスキルを活かし、皆様により質の高いサポートを提供できるよう、これからも研鑽を積んでまいります。
単なる資格取得以上に得られた、カウンセリングの本質への理解と、素晴らしい仲間との出会い。この貴重な学びを胸に、新たなスタートを切らせていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。





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