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   メンタルウェルネス便り            

  • akiyama340
  • 5月30日
  • 読了時間: 3分






第3回目


     『春から夏へ 季節の変わり目の健康管理』


これから気温が上昇し、本格的な夏を迎える季節となりました。

この時期に特に注意したい健康管理のポイントをお伝えします。


1. 熱中症対策は早めの準備から

まだ体が暑さに慣れていないこの時期こそ、熱中症のリスクが高まります。

①作業開始30分前にコップ1杯の水と塩分を摂取し、その後30分おきに水分補給を行う

②冷却インナーや首元を冷やすタオル、冷却スプレーなどの暑さ対策グッズを積極的に活用する

③作業中に頭痛やめまいを感じたら、すぐに涼しい場所で休憩し、無理をしない

6月1日から職場で適切な熱中症対策を取ることが企業に義務付けられました。

熱中症の恐れがある人を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処することで熱中症の重篤化を防止するものです。

各職場で体制や手順、関係者への周知など、しっかり確認しておきましょう。

2. 質の良い睡眠で疲労回復

暑くなると寝苦しい夜が増えがちですが、十分な睡眠は翌日のパフォーマンスに直結します。

①エアコンを26~28度に設定し、扇風機を併用して空気を循環させる

②就寝1時間前からスマートフォンやテレビを見るのをやめ、軽いストレッチで体を

リラックスさせる

③昼休憩時に15~20分程度の短い仮眠をとり、午後の集中力を回復させる


3.栄養バランスで体力維持

暑さで食欲が落ちがちですが、しっかりとした栄養摂取が体力の基盤となります。

①朝食は必ず摂取し、バナナやおにぎりなど手軽でエネルギーになる食品を選ぶ

②ビタミンB群豊富な豚肉や大豆製品を意識的に摂り、疲労回復を促進する

③冷たい飲み物の飲み過ぎは胃腸に負担をかけるため、常温の水やお茶も取り入れる


4.ストレスマネジメントと感情の整理

職場での責任感や時間的プレッシャーは、知らず知らずのうちにストレスを蓄積させます。

①1日の終わりに「今日よくできたこと」を3つ見つけて自分を認める習慣をつける

②イライラや不安を感じた時は、深呼吸を5回繰り返し、心を落ち着かせる

③週末には趣味や家族との時間を意識的に作り、仕事から完全に離れる時間を確保する

④怒りやフラストレーションを感じた時は、その場で反応せず「6秒ルール」で一呼吸置く

 

5. 職場でのコミュニケーションスキル向上

良好な人間関係は心の健康の土台となり、安全な作業環境づくりにもつながります。

①相手の話を最後まで聞く「傾聴」を心がけ、途中で遮らずに理解しようとする姿勢を持つ

②意見が違う時も「なるほど、そういう見方もありますね」と相手の視点を受け入れる言葉を使う

③チームメンバーの小さな努力や協力に対して「ありがとう」「助かります」を積極的に伝える

④自分の気持ちを相手に伝える時は「私は〜と感じています」という「Iメッセージ」で表現する



身体と心の両方を大切にしながら、この夏を安全に、元気に乗り切りましょう。



 
 
 

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